【剣盾シングル】顔ループinムゲンカグヤ
おはようございます。大学5回生になりました。
ハガネール
イバンのみ
がんじょう
151-137-220-×-63-90
今回の主役。ほぼ全ての試合で初手に選出し、ステロ+S操作を行った。ボルトチェンジを許さず、水流連打を耐えて、さらにS操作まで出来るのはこのポケモンくらいのものだ。
性格は無邪気。D個体値はゼロ。特防を下げることでサンダーのダイジェットですらイバンを頬張り、ステロ→こわいかおの動き、通称「顔ループ」に嵌めることができる。「あくびループ」と比較した「顔ループ」の特徴は以下の通り。
顔ループの良し悪し
○2段階という驚異的な下降幅でダイジェットで対策不可
○ラムのみやカゴのみのような汎用パーツで防がれない
×脱出パックで文字通り脱出される
×火力の積みを咎めるわけではない
つまり上さえ取ればほとんどを起点とする『耐久ムゲンダイナ』や『身代わりテッカグヤ』、また初速のみに問題がある『特化珠バシャーモ』などの強力な勝ち筋との相性が良い起点作りとなる。
上記3匹の独特な耐性はサイクル性能も有していたため、これらをそのまま採用することとした。
最終レートは2004。やったぜ。
それでは単体解説。
単体解説
ムゲンダイナ
くろいヘドロ
プレッシャー
247-×-145-165-115-168
よくいる奴。100族抜きで総合耐久高めのHB。100族抜きとは、サンダーがダイジェット2回で怖い顔を相殺しようと抜いているということ。
上からコスモパワーを積めばほとんどのポケモンが起点になる。前期のネクロズマと比較すると耐性面でパーティとの相性が良くサイクルが可能な一方で、打点が低いため急所やTODのリスクは高めである。
ここからは余談となるがムゲンダイナも「顔が怖い」一員だ。巷ではダブル・フェイス・システムと呼ばれている。例えばキュレムやゼクロム。彼らはテッカグヤも壊せるドラゴンタイプだ。しかし彼らはムゲンダイナの「顔」に恐れ慄き、素早さを上げたり、交代読みでダイドラグーンをしたりしなければならない...そこに後述のテッカグヤが突き刺さるのだ。
テッカグヤ
たべのこし
ビーストブースト
204-×-124-135-125-112
後述のテッカグヤ、冠ルールの亡霊である。ムゲンダイナとの完璧なサイクルを披露する。やどりぎ→まもみがで相手に過剰なこと(ex.ダイジェット)をさせない性能があり、同時にそれが強い勝ち筋となるポケモン。ちなみにこいつがいなければ、実はランドロスがスカーフ地震を撃っているだけでパーティが全壊するのである。
+1でサンダー、+2でバドレックスが抜ける素早さ設定は芸術的なものがある。つまり+1でこちらのムゲンダイナと同速となるが、メタモンに対してはそういうS関係の方が良かったりもする。
バシャーモ
いのちのたま
かそく
155-189-90-×-90-132
ほぼ前期の。「顔ループ」対応ポイントとして剣舞→みがわり。
ハガネールは火力上昇、例えば初手ランドロスのつるぎのまいを咎めることができない。そうした相手をみがわり連打からのダイバーンで、ダイジェットすらいなしながら破壊できるようになっている。
ダイマックスをダイウォールで枯らす動きに対してもみがわり連打で破壊できるため、これはかなり使い勝手の良い技であった。バシャーモ自身がかなり、溶けてなくなるけど...
ボルトロス
155-×-90-177-100-179
これも冠ルールの亡霊。黒バドレックスはバシャムゲンカグヤを破壊するどころかイバンのみを食べることすら許してくれない天敵中の天敵であり、その対策①である。キリキザンやエースバーンに頼った時期もあったが彼らの不意打ちは虚空へと消え去り、金縛りにあってしまった。
そこで第2のS操作要員として採用されたのがこのボルトロス。負けん気の存在故にランドロスもほとんど投げられないため非常に電磁波が通りやすい。S-2を想定して組まれているので歪みが少なくて嬉しかった。
あまり出していないがやはりバドレックス軸への刺さりは強く大体勝ててよかった。
ミミッキュ
のろいのおふだ
ばけのかわ
131-156-100-×-125-148
古き良き剣舞ミミッキュ。黒バドレックス対策その②。バシャーモをメタモンにパクられると大変なことになるから採用したっていうのもある。
ゴーストダイブ+影うちではダイウォール+ダイサイコによって黒バドレックスにダメージを与えることすら能わない。故にシャドークローを採用している。
あんまり出していないが、出した時は大体勝てたのでよかった(2回目)
選出
1.ハガネール+(バシャムゲンカグヤ3C2)
大体コレ
黒バドレックスヘイト選出
メタモンやばい時
感想
めっちゃ勝てたし綺麗に組めたと思う。「汎用的に強い勝ちのプラン」を狙っていくのが好きだと気付いてきた。
そしてやはりハガネールが相棒なのかもしれない。