【剣盾シングルS22】吹き飛ばし・ロング・ショート・クソ・コントロール
こんにちは。なんかクッソキモい構築記事名やってみたい時期でした。
ところでバナナと卵買った時ってどっちを上に袋詰めしてますか?バナナ上派のがんだーです。
今回の構築はこちら
古の戦法・昆布
↑何やら老人感が出てしまいましたが要はこういうこと。game8にはなんでも載っていますね。
最終レートは2016でした。2000はゴール。
構築経緯(?)(説明)
大まかな流れはこう。
これでループするうちにステルスロックだけで相手が削れていきます。問題は③のタイミングで裏から強いのが出てくることですが、(他にも様々な問題はあるのだが...)さて、あなたのパーティにはルギアを上から確2に取れるポケモンが何体いるでしょうか...?
そう、ルギアというのは異常な程に合計種族値を耐久と素早さに回している伝説ポケモン。昆布をするにあたって彼以上の適任は存在しないのです。
あとは簡単、他にある様々な問題を解決すべく上手いこと周りを固めました。(この辺いつも適当だな...)
単体解説
ルギア
たべのこし
マルチスケイル
208-×-152-118-175-173
ふきとばし/じこさいせい/エアロブラスト/みがわり
構築の主役。後輩から貸借した。ほぼ全てのポケモンの攻撃を半分以下に抑えて吹き飛ばす。具体的には珠バドレックスのビットくらいだったらなんとかなりうる(机上論に限る)。
鉢巻暗黒強打ともなるとさすがにダメなのだがなんとこのポケモン、ウーラオスは上から確定1発に沈めることができる。その他にも挑発レヒレだとかそうした嫌な感じのやつを短時間でブン殴る性能がありエアロブラスト>>>>>エアスラッシュの評価に落ち着いた。
みがわりは状態異常対策の一環でもあるが、立ち回りそのものでもある。並の攻撃では割れないため、ランドロスの蜻蛉返りに合わせることでそれに対しても実質的にマルチスケイルを残す立ち回りができる。最も、これがなければ自己再生のPPがいくらあっても足りないのだが。
みがわり且つマルチスケイル状態を作ることも難しくない。サンダーのボルトチェンジやマンムーのつららばりまでも耐えうる身代わりが生まれてしまうのだ。一見マルチスケイルとのシナジーが無いのは、本当に一見無いだけなのだ。
ガブリアス
さめはだ
183-182-115-×-105-169
ステルスロック①。そもそもの対面性能、抜き性能が異常に高く「最後に笑うのはガブリアス」プランも常に存在しうる。死にかけながらレヒレの前でステロを撒いて、最後に赤ゲージから全抜きすることも珍しくない。圧倒的顔面強度により無償でステロを撒くこともある。もう少し一般の構築にいても良いと思うんだけどなコイツは。
p.s.上位結構ガブリアス使ってた、やはりな
スケイルショットは不安定だが、伝説達のあまりに速いスピードについていくには必要不可欠な技であった。正直評価してなかった上普通に全然当たらなくて負けるがそれでも逆鱗やドラクロには為し得ないことがあるのだなと。
地味に鮫肌なのが偉い。スリップダメージ・サイクルを後押しできる性能まであるガブリアス様を使わない理由はなかったのだな。
ラッキー
しぜんかいふく
325-×-62-×-149-79
ステルスロック/でんじは/タマゴうみ/ちきゅうなげ
ステルスロック②。ポケモンユナイトでもお世話になっております。圧倒的HP、圧倒的耐久と再生技によってガブリアスよりTOD的に有利なポケモンである。自然回復によってあくび展開などにも抵抗しうる(努力が必要)。
交代際のウーラオスに電磁波を入れるとスカーフだろうとルギアの繰り出しができるようになる。基本的にはBDベースだが麻痺した眼鏡オーガの上を取れるまでSに回している。
挑発レヒレや挑発ドランに倒されることもしばしばあった。しかし必死に投げ続けると実質相打ちくらいにはなるので地球投げ。電磁波通ったらドランは返り討ちにできるし。その辺はルギア的にも結構ヤバいから「ラッキーを崩しに来てくれてよかった〜」ってなる。シャドボも要らないことはなかったけどさすがに投げの方が強かったかな。
ウインディ
あつぞこブーツ
いかく
197-×-145-120-101-115
ザシアン自体は吹き飛ばしていれば問題ない。しかし裏からスカーフウーラオスが出てきたりといった場合に対処が効かなくなる。なんならザシアンにはステロ耐性があり、一生吹き飛ばしていると最後の大地に立っているのがザシアンとなってしまい、破壊される。これらは一例だがザシアン軸にはこうしたことが多々あるため「彼に投げて、何もしない」ができるウインディに助けを求めた。
書いててこれはヌオーでいいのでは?と思ったがそういえばそうかもしれない。ただ、採用当初はナットレイにも打点ないとダメだねってことでウインディだった。(ナットレイは下記のナットレイでなんとかしていたが、広く出せるというのは良いことだと思う)
熱砂は交代際ヒードランに撃てるかなとかで採用した。一回として撃たなかった。厳密にはメタモンに撃ったが、それは無いなら無いで良い。吠えるにすればゴチルザシアンみたいな奴にも出しやすくて良さそう。
オーロンゲ
202-154-113-×-95-85
黒バドレックスの対策をするとき、適当にゴーストタイプや悪タイプを採用すればいいという訳ではない。黒バド軸にはやはりミラー意識の悪タイプ、さらに言えば「悪タイプに強い悪タイプ」であるウーラオスやバンギラスが必ずいる。彼はその3体だけをぶっ殺すために生まれた魔物である。言うなれば「悪タイプに強い悪タイプに強い悪タイプ」だ。ややこしい。バンギとSの小競り合いをしながらけたぐりで落とせれば、バドに対してもDDを振る余裕が出る。
チョッキ悪戯心。おみとおしにするとこちらがチョッキであることも大体見通されてしまうので悪い手癖が良かった。が、夢特性を粘るのは面倒臭かったし、価値を見出せなかったため「トレースされてもバレません」とかいうこじつけをした。
※悪戯心をトレースされると、それはそれで良くない
お見通しだとバドへのDD不意択にちょっと強くなるわけだしそっちでも全然良いと思う。
尺が余ったのでチョッキのちょっと良いところを紹介すると、拘りバドレックスに不意が大安定となる点だ。バドレックスがトリックをかました途端不意が絶対に通る。ラス1の詰めがこれでできると結構気持ちいい。
ナットレイ
てつのトゲ
181-114-201-×-136-22
まきびし/やどりぎのタネ/はたきおとす/まもる
ステルスロック③(?)最後の1匹はカバノラゴンに強めのやつかな〜と思った(言われた)のでゴツメとやどりぎでギリギリサイクル勝ちできると踏んでナットレイの採用に至った。バンギラスにも強いし。当初は本当にステロだったけどナットを出す相手にはこっちでも良いなと思って試しに撒菱。
これがハマった。まきびしで鋼タイプにもウーラオスにも速い削りを入れながらゴツメでも削る。毒が無効のためバルジーナみたいなヤバいのもラッキーとクルクルしてなんとかなったりする。最悪の場合ザシアンもこいつとルギアとガブリアスで頑張れるためウインディの選出を強要されない。
はたき落とすを絡めれば相手のナットレイも努力できる。プレスはダメなのでルギアに受けてもらう。そういうことをしているといつかルギアの身代わりが割れなくなって崩せる。まとめるとウインディの選出緩和に役立っていて非常に強いポケモンだった。
感想
そこそこ好きなルギアで人々を混乱させられて楽しかった。稀に俺が混乱してたけど、サイクルへの理解度で勝てるから気持ち良い。サイクルをコントロールして、最小限の†読み†で、最小値で勝つ。こういうことしてたらポケモン上手くなるよな〜って思ったし練習用構築としてもいいなと思った。
スペシャルサンクス
・構築を発案し、原案を作り、なんなら殆ど一緒にプレイしてくれたよーよー(彼が凄いだけでは?)
・プレッシャールギアを貸してくれたソプラノ
・マルスケルギアを貸してくれたAI
質問等ありましたら@gander_bndrmndまでどうぞ!