【S13】毒菱サーフとバナカグヤ 最高2000 最終2000
@たべのこし
岩封/地震/ステロ/吠える
@バンジのみ
地震/アイへ/毒/ドリル
@ボーマンダナイト
恩/みが/はね/竜舞
@フシギバナナイト
宿り木/ヘド爆/めざ炎/光合成
宿り木/守る/放射/ヘビボン
波乗り/手裏剣/毒/毒菱
今回使用した構築になります。
【構築のコンセプト】
ゲッコウガのタマゴ技「どくびし」に注目。バナカグヤサイクルの詰め筋を明確にすることと、ボーマンダを強引に通すことができる。
まずバナカグヤについて、数あるサイクルの中でこれを選んだ理由は2つ。
・テッカグヤとどくびしの相性が良い
どくびしの弱点は浮いている相手とはがねタイプに効かない点、どくタイプには効かないどころか回収されてしまう点である。そうした相手のうちゲッコウガに対面で強いものは、テッカグヤで止められることが多い。
・ゲッコウガに強い
メガフシギバナは特性「あついしぼう」により、ほぼ全てのゲッコウガに勝つことができる。受けサイクルを使う以上不意のzワザが常に負け筋となるが、特にその筆頭であるゲッコウガに安定して勝てるのは構築の強さに直結すると考えた。
嘘。嫁だから採用した。
次にみがわりはねやすめボーマンダ。
特に受けサイクルでは中速高火力に崩されてしまうことも少なくない。そこで速い裏メガシンカとしてボーマンダを採用。選出段階でバナとの相性も良い。
今の環境のボーマンダはだいもんじやじしんを持っていることが多く、安定して受けるには数値で止めることが必要である。
ボーマンダを数値で止めるポケモンにポリゴン2、カビゴン、ヤドランなどが挙げられるが、このパーティではこれらを「どくびし+みがわりはねやすめ」で削りながら強引に倒すことが可能となっている。
以上が本構築の大きな二つの勝ち筋である。
ここまでで足りていないのは
「ゲッコウガの通らない相手にバナカグヤを出す際の1匹」
「足りない要素を常に補いやすい1匹」
であり、前者として慎重バンギラス、後者として型破りドリュウズを採用した。
結果的にバンドリマンダになった。以下個別解説に移る。
【個別解説】※書きたい順
性格:ひかえめ
特性:げきりゅう
実数値:147-×-87-170(252↑)-92(4)-174(252)
わざ:なみのり/みずしゅりけん/どくどく/どくびし
MVP。バナカグヤは一見炎が一貫しているようで、本当に一貫しているので水タイプとしての採用。
どくびしを撒いてサイクル有利をとると同時にスイーパーの役割がある。カプ・レヒレなど多くの水タイプと違い、高速であるがゆえに中速の火力オバケ1匹にサイクル破壊されにくくなる。
当初はおくびょうでの採用だったが、行動保証を持つ以上、またれいとうビームを採用しない関係上抜きたい相手がそこまでいないことに気付きひかえめに。
一致命中安定の最高打点。ねっとうではゲンガーなどへの火力が足りてないのと、焼いてしまう。
みずしゅりけん
最強の先制技。連続技でもあるのでランドロスなどの身代わりを安定択にしない強さがある。フェローチェがげきりゅう下で乱数3発程度の火力。
どくびし
確定2発だが激流波乗りで確定1発になる対面など、使える機会は多い。カプ・コケコなどを相手にするときは敢えて1回しか撒かない方が消耗を早めることが出来たりする。
踏んだそのターンからダメージが入るので、意外にも終盤で安定択となることがある。
どくどく
目の前の相手にも毒を入れたいので。スイクンやポリゴン2、カビゴンなど絶対に引いてこない相手ならこちら。ゲコゲコ対面も裏にフシギバナがいる場合は最安定択だったりする。
性格:おだやか
実数値(メガ後):187(252)-×-156(100)-146(32)-161(52↑)-109(72)
特性:あついしぼう(メガ前はどちらでも)
わざ:やどりぎのタネ/ヘドロばくだん/めざめるパワー(炎)/こうごうせい
調整:
B いじっぱりミミッキュの+2シャドークローz耐え
S -1のいじっぱりメタグロス抜き
パクってきたはずだが元記事が見つからない嫁ポケモン。オス個体。このポケモンで積み技のない相手を詰ませるのも勝ち筋の1つである。
Sに振っているのでアシレーヌやメガクチート、ギルガルドなどサイクルを下からの超火力で破壊するポケモンに(若干)強く出られる。カプ・レヒレやヒードランを抜くことも少なくなく、上からの安定行動のみで勝ちを拾うこともできた。
比較的大きなスリップダメージ+自身or裏の回復という強い技。一度入れることで交代や回復をするだけでも勝てる。稀に最高打点となる。ギルガルドやクチートに対してもこれから入り、めざ炎は隠すのがマナー。
一致最高打点。火力はそこまでないが、受けだし際のリザードンやボーマンダに対して最低限の削りを入れておきたいので最後まで抜けなかった。3割の毒が美味しい。
めざめるパワー炎
呼ぶ鋼への打点。レヒレに向かってうつことでメタグロスに擦り傷を負わせることができる。
こうごうせい
高速再生技。PPが足りない。裏のバンギラスとの相性も悪いがこれがないと詰め性能が大きく落ちるので必須。
フシギバナミラーだとなぜか相手の方が火力があって速くて硬い。なんでだ。
性格:のんき
実数値:204(252)-121-170(252↑)-127-122(4)-72
特性:ビーストブースト
わざ:やどりぎのタネ/まもる/かえんほうしゃ/ヘビーボンバー
メタグロスに対してダメージレースを仕掛けるためのゴツゴツメット。普通のテッカグヤ。
2回目。特に書くことなし。
まもる
回復ソースがやどりぎのタネしかないので、HP管理として欲しかった。どくびしや砂嵐などのシナジーもあり、詰めとしても優秀。
ナットレイ、カミツルギ、ハッサムに対して役割を持つことができるようになる。ちょうはつギャラドスやのろいカビゴンを焼いたりもする。
ヘビーボンバー
当初はめざめるパワー氷だったが、環境のボーマンダが炎技を持ち始めたこと、その他の氷4倍勢はゲッコウガで頑張れることなどからアーゴヨンやカプ・コケコに負担をかけられるこちらに。
かみなりパンチのメタグロスはとても辛いが、れいとうパンチで頑張ってくるメタグロスも同じくらい辛い。
バンギラス@たべのこし
性格:しんちょう
実数値:207(252)-160(44)-130(0)-×-161(212↑)-81
特性:すなおこし
わざ:じしん/がんせきふうじ/ほえる/ステルスロック
調整:ステロ+たべのこしでアーゴヨンの+2りゅうせいぐんz耐え、じしん+砂嵐で倒せる
数値のバケモノ。何をしても許される。ボーマンダに投げるにもテッカグヤより安定する。酷い時はカプ・レヒレに投げたりする。
じしん
最高打点。アーゴヨン対策のために採用。
がんせきふうじ
ウルガモスに確実に刺すため命中安定のものを。ミミッキュの皮剥がしを始めS操作が生きる場面は少なくなかった。ラス1に対してこれで粘ってからテッカグヤ引き→やどりぎで詰める動きもある。
ほえる
相手のみがわりなどに強く出られる。次に出る時にはどくびしを踏んでくれる。
サイクルの途中に撒くことが多い。ヒートロトム入りなどに強くなるため採用。
HPゲージが赤になると相手が居座って倒しに来たりもするが、なんか耐えて勝てたりもする。
ドリュウズ@バンジのみ
性格:ようき
実数値:204(148)-156(4)-84(28)-×-99(108)-149(220↑)
特性:かたやぶり
わざ:つのドリル/じしん/アイアンヘッド/どくどく
調整:
B ミミッキュのシャドークローzを耐えて、きのみを食べるorかげうちを耐える
S 意地ミミッキュ抜き
ガルーラミミッキュテテフでカグヤに役割集中される時や、ボルトチェンジでサイクル負けする時など痒いところに手が届くポケモン。
つのドリル
大体のポケモンを確定1発。グライオン入りには積極的に撃っていいがその他なら毒を撒いてサイクルすべき。
じしん
一致最高打点。型破りのじしんは思わぬところで一貫したりするので持ってて損はない。
ミミッキュやテテフに撃つ必須技。基本的に怯み狙いならドリルでいいが、どくどくを入れた後なら削りを含めてこっちを連打。
どくどく
ボーマンダやランドロスなど呼ぶ相手に刺さる。これによりドリルの回数が大幅に減り、安定感が増した。
・いかにつのドリルの回数を減らせるか
・いかにつのドリルの回数を増やせるか
の2点が大事。
性格:ようき
実数値:189(148)-181(124)-151(4)-×-112(12)-184(220↑)
特性:いかく→スカイスキン
わざ:おんがえし/りゅうのまい/みがわり/はねやすめ
調整:
メガ前D>B
S:メガ前テテフ抜き
H:-1ランドロスのがんせきふうじをみがわりが耐える
特筆することのない身代羽ボーマンダ。慎重HDで使っていたこともあったがジャローダを抜いたり、上から身代わりを押し付けるのが強かったのでこちら。メタグロスよりも速いので恩返しだけでも頑張れたりする。
おんがえし
HPを減らさずに打つ方が強いのですてみタックルよりこちら。QRにするならずつきにするまである。
有利対面を取った時はおんがえしを打ってる方がリターンが大きい。確実に抜きたい相手がいる時と、ドヒドイデにみがわりを残した時などに舞う。
みがわり
スリップダメージの蓄積を狙い、耐久型を強引に突破できるもはや積み技。
今期はあまり警戒されることなく蛇睨み、どくどく鬼火を透かしてイージーウィンもできた。
はねやすめ
みがわりと同じく時間稼ぎの技。
ギルガルド対面は身代わり恩恩で大体勝てた。
【選出】
・ゲコバナカグヤ
基本選出。サイクル破壊を上から削りたい時は特に。
・バナバンギカグヤ
基本②。アーゴヨンやヒートロトム、ウルガモス入りだとこちらの方が出しやすい。
・ゲコドリマンダ
ドヒドグライなどの受けサイクル用。ドヒドイデに向かってどくびしを撒けばボーマンダが2舞できるか、ポリゴン2に毒が入る。
・ドリュカグヤ
ミミッキュやカプ・テテフ、ガルーラにテッカグヤが集中されて突破されそうな時。@1はフシギバナかゲッコウガが多い。
その他にも柔軟な選出ができ、勝ち筋が様々な形で作れるため扱いやすい構築となっていた。
【感想】
初2000が自分のツイッターID(バンドリマンダ)、アイコン(ゲッコウガ)、嫁(フシギバナ)入りの構築で良かったですね。カグヤ?あんなクソ陰キャ嫌いだけど...
画面汚いですね
質問等あれば(@gander_bndrmnd)までお願いします