【剣盾シングル】ドラゴガンダー
おはようございます。がんだーです。
久しぶりの構築記事となります。
いや〜〜〜やっと見つかりましたね!!
相棒枠の話ですよ。「この人と言えばこのポケモン!」みたいなのあるじゃないですか。アレ欲しかったんですよ。
ゲッコウガとかハガネールとかのイメージは多少あるとは思うんですけどこう、明らかに
ガンダー
が来たんですよ。使いたいじゃないですか。
というわけで今回の並びはこちら。
最終レートは2009でした。やったね。
構築経緯
ガンダーピョエ-を使いたい!
→ガラルサンダーはまけんきによってダイマックス下の撃ち合いや、ランドロスやギャラドスなどの後出しを許さない抜きエースとして強そうに見えます。そこで、
・手前でサイクル選出を組み、もしそれが出せない時にガラルサンダーで抜いていく
というパターンを試行錯誤しました。
手前のサイクルとして白羽の矢が当たったのは
ラグウツロカグヤ。
ウツロイドはトップメタの原種サンダーを始めとして環境に刺さりが良く、ラグラージ のサポートから展開、もしくは補完の良いテッカグヤとのサイクル勝ちを狙うことができます。
この時サイクル勝ちできないのは鋼タイプ入りのものです。例えばナットレイとかバンギラスとか(鋼...?)。
ウツロイドでもステロでもほとんど負荷をかけることができないためガラルサンダーをここに組み込めると考えました。悪ウーラオスにしっかり強いあたりも噛み合いますね。
残りでキツイのはエースバーンやスカーフ勢等ウツロイドより速く、テッカグヤにも強い打点をとってくる奴らです。それらに対してでんじはボルトロスによる展開の筋を作ることにしました。
最後にレジドラゴを添えて完成。
個別解説のところで解説する予定ではあります。
個別解説
ガラルサンダー
ラムのみ
まけんき
165-177-111-×-112-167
相棒枠です(迫真)。ASぶっぱなのは愛が無いとかじゃなくて、逆にです。シーズン序盤はガッツリ耐久に振った弱点保険が強かったのですが。
〜言い訳タイム〜
弱点保険はパッシブな持ち物ではなく、エースバーンやらと対面したときにこちらのダイジェットが安定行動になりうる点が強いです。
相手の上を取るためのダイマ技にはアタックとジェットがありますが、ガラルサンダーは負けん気弱保によってそのどちらに対してもA+2となり、こちらのジェットが完全な安定行動になります。
しかし弱点保険は増えすぎました。相手もダイウォール(ダイマ枯らし)を含めた処理をするようになり、ミミッキュの強さも広まった中盤以降、耐久に振って弱点保険を持つメリットはSに振るそれと比較して非常に小さくなりました。
〜閑話休題〜
最終盤ではラムを持ちました。これによりウンコ催眠にも対抗できるようになったり、ガラルサニーゴにも抵抗できるようになったりしましたね。
あとドラパルトに明確に強くなりました。
化身ボルトロスでよくね?
技解説
らいめいげりと比較して普通に威力が高い方を選びました。ロトムなどを削って飛ばす時に必要です。
そもそもインファイトを撃つ場面はダイマ後で、体力云々言ってる場合でも、Bダウンの話をしている場合でもありません。ナットレイやらポリゴン2に勝てる方が強いんです。
インファイトと比較してどちらが耐久が残るかとかそういうのを考えるのがあなたの脳を鍛えます。ダイマが終わった後自主退場するのが強いですね。
ミミッキュブレイカー。こんなことしても全然負けるんですけどね。あ、抜群翼<等倍ブレバです。
ここの枠がお好みでブレイズキックになると思います。役割対象はテッカグヤメタグロスギルガルド。負けん気のせいでギルガルドはキンシを撃てないみたいなところがあります。
ビルドアップ
ボルトロスのでんじはを絡めてスカーフウオノラゴンの上から積みます。ラムに甘んじてカバルドンの前で悠長してもいいです。なんでふきとばしするの?
ラグラージ
リンドのみ
しめりけ
207-178-110-×-111-58
クソ雑魚。序盤は強かったはずなのですが...
これも『メタがまわったポケモン三銃士』の一角でした。残りの2体は原種サンダーとガラルサンダー。
挑発、草技、フィールド、みがわり、ラム...etc.四方八方からメタが飛んできます。簡単だから仕方ないね。クイックターンが本体。
終盤にやってみてメタられていることはわかりましたが、相手の選出を歪ませたくなかった点もありラグラージのまま通すことにしました。
出すときは大体ステロが欲しいときなのでメンタルハーブかリンドかなと。ウツロイドやカプ・コケコがしんどかったのでそこをリンド地震で処すことに。
技解説
このポケモンの本体。本来はあくびクイタンで有利対面をつくりますよみたいな強さなんですが。テッカグヤとかカバルドンとかその他みがわりの下からクイックターンをすると楽しいです。
咎められることはちょいちょいありますが。カイリューとかには特に欲しいですね。あつぞこブーツが結構いました(恐怖)
あくび
クソ技です。これを入れた後は何があっても「お前からはラムの匂いがする...」って引いてた。2回ほどミミッキュにあくびダイウォールをした。
じしん
アッキラティアスとか色々いた頃はDDラリアットもしましたが、結局電気への遂行速度は必要でした。
ウツロイド
パワフルハーブ
ビーストブースト
184-×-78-169-151-170
『環境ぶっささり三銃士』の一角。残りの2体は原種サンダーとガラルサンダーです。冗談はさておきこのポケモンは本当に強い。強いダイジェット持ちが増えた今の「強いタイプ」はそれを半減し、抜群を突ける岩タイプです。
コイツの最も強いところはダイマックスを切っても切らなくても良いところ。メテオビームのパワーが怪獣なのでダイマサンダーを非ダイマで吹き飛ばして、後続に対して適当にダイマックスしたりしなかったりするのが本当に強い。他のやつで適当にダイマックスするのに握力が要りません。
技構成はサイコショックがくさむすび、パワージェムと選択程度だと思います。
おそらくこの構成がウツロイド単体として最高のパワーを誇ります。ぜひ真似してみてね。
技解説
メテオビーム
すげー強い(略)
ヘドロウェーブと比較して何が変わるでもなかったのでミミッキュの皮と一緒に命を頂くことにしました。
ミラーで撃てる他、ミミッキュの皮剥がしをダイサイコで行って剣舞影→非ダイマウツロを咎められる優秀な技。都合が悪くなるとエースバーンに向かってダイサイコすることもある。
みがわり
ミミッキュの+2影は75%も入らないため対面で1度は貼ることができます。
ミミッキュの特性上まともに通る技がゴーストダイブとダイホロウのみのため、皮を剥いだ直後のみがわりは最強の一手となります。
その他ダイウォールとしても利用できたり、相手の後手ダイマックスを咎めることができる非常に強力なわざでした。
テッカグヤ
たべのこし
ビーストブースト
203-×-124-137-125-111
HSカグヤ。技範囲を取ることも考えましたが逆に技スペを減らすことでエアスラのバリューを高めるよう補っています。身代わりの採用で相手の過剰な積みを咎めることができ、『ミミッキュ:テッカグヤの前で2剣舞型』『サンダー:テッカグヤの前でダイジェット型』など数々の悪を葬りました。
素早さは+1でウーラオス抜き。+2でドラパルトが抜けて、+3でレジエレキと同速。なんなんですかコイツは。残りはCに回すことで人間たちにCブーストの恐怖を植え付けることにしました。
技解説:特になし
ボルトロス
155-×-90-177-100-179
ボルトロスといえば物理みたいになってしまってますが実はこのポケモンはとくこうの方が高いですよ。
初手のラグラージ対策はカプ・レヒレやウオノラゴンになりがちなのでその辺に初手で合わせるとかなり強くなります。
物理型が警戒されるためカバルドン以外の地面(ex.ランドロス)はほとんど投げられません。安心して目の前のカプ・レヒレを大きく削ることができます。
タスキは適当に持たせましたが変えがたいものです。電磁波を入れてボルトロスが生きてるのには喜びがあります。強引にウオノラゴンに投げたりもします。
技解説
サンダーに対して5割入ったりする威力重視のこちらでした。悪戯無効のガラルファイヤーとかにも麻痺を入れたいあなたには放電がオススメ(しません)。
極悪非道ウエポン。このポケモンは都合が悪い時にダイアークでゴリ押しできるのが本当に強い。この構築に出てくるランドロスは剣舞型くらいなもので、その辺には対面でこれを切ってゴリ押します。あとジバコイルとか。
カバルドンを壊しましょう
でんじは
最強の技。エースバーンの戦意を削ぎますが、麻痺したエースバーンが弱くないこともあります。悪戯心タスキのためHPが1残るだけでも相手を1匹麻痺させられるのが非常に強いですね。
レジドラゴ
いのちのたま
りゅうのあぎと
275-152-70-×-73-143
アッキ身代わりラティアスというポケモンは不意打ちのないエースバーンや、受け回しに強めでした。しかし終盤にはエースバーンのほとんどが不意打ちを採用し始めたため泣く泣く解雇。
そこで採用された崩し枠がこのポケモンです。珠竜舞レジドラゴ。
特筆すべきはその異常な火力。+1のダイドラグーンごときでHBドヒドイデとかダイマサンダーが確1。や、この辺が+1ごときで落ちてるのはおかしいんですよ。
ドリュウズとかダイマエースバーンについては+1逆鱗で確1です。
ちなみに耐久の方は非ダイマックスでエースバーンの珠ダイジェットを耐える程度。両ダイマックスでドラパルトの珠ドラゴンアローZを耐えると-1ドラグーンでダイマックスドラパルトの方が落ちます。
HPが高すぎてカウンターも無効。竜舞によってドラパルトやスカーフウオノラゴンを抜けるのもいいですね。特にフェアリーの少ない構築にぶっ通せる、8世代ジャラランガという言葉がふさわしいポケモンでした。
〜雑談〜
私はこういうポケモン、BDにちょっと振るだけで超硬くなるので大好きだったんですけど...その固定観念のせいでこんなクソシンプルな型を思いつくのに1ヶ月かかってしまいました。
〜雑談おわり〜
技解説
このポケモンの本体。全盛期ガルーラの特化捨て身くらいの火力(ガルーラが強い)。本当に威力が壊れてるからカバルドンがメテオビーム+これで飛んだりする。
かみなりのキバ
カプ・レヒレが重いあなたに。フェアリー枠がレヒレだけならこれが通った瞬間ゲームセットです。
ほのおのキバ
アームハンマーorきしかいせいと選択。ナットレイへのヘイトやゲロ重いコケコへの打点として採用しました。
ギリギリ起点→ウオノラゴン、ジバコイル、ドリュウズ、ポリゴン2、クレセリア、ナットレイ、テッカグヤetc.
HPがバカだからやどりぎのタネがシンプルに痛いみたいな問題はあります。
いやマジで強かったねコイツ。
今すぐ君もボックスを開いてレジドラゴを育成しよう!まさかレジエレキなんて選んでないよな!
基本選出
後は適当
感想
いやマジでここまで長かったです(文章量の話)(驚異の5000字)。
来季はもう年末ですね。コ○ナのせいで1年が短く感じます。年越しポケモンはやらないかな...みなさんも風邪に気をつけて良いお年と良いポケモンライフを!
スペシャルサンクス
・ガラルサンダーを作った増田
・ラグウツロの起源...ものもらい
・サブロムになってくれたソプラノのロム