Going 舞 way

ウェイです

【GOTCHA!】個人的解釈しちゃった

※かなり個人的な意見になります!オタク語りなので...見たい人だけどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お久しぶりです、がんだーです。

先日の『GOTCHA!』観ましたアレ?元々BUMPも大好きだったのがあいまって滅茶苦茶感動しちゃいました。というわけで久しぶりに筆を執っちゃいます。

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https://youtu.be/BoZ0Zwab6Oc

 

(会誌記事に投稿しようかとも思いましたけど、あんまり広く見せたくないのと、お金を取る都合上著作物の切り抜きが使いにくいのでブログで...)

 

 

それでは早速本題に入りましょうか〜

 

 

 

 

0.はじめに

 皆さんはこのMVを観て何を感じましたか?私がTwitterで見た意見で1番共感したのは"強火の走馬灯"という表現でした。観た人それぞれの『ポケモン』に対する想いがそのまま感情になって溢れたのではないでしょうか。

 

 私はこのMVを自身のエンディングテーマのように解釈しました。大学の卒業を控えたこともあり、これを観てると子供時代の終わりを告げられたような、そんな気持ちになります。

 

1.STAND BY ME

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  ネット上でも話題となりましたが冒頭の4人は映画『スタンド・バイ・ミー』の子供達とよく似ています。これは初代ポケモン『赤・緑』バージョン冒頭のテレビに映る4人ということでした。

 

 この映画は子供達が(死体探しの)冒険をする最中、進路に迷いながら、現状を受け入れながら、打開しながら大人になる物語でした。もちろん「初代の始まり」の意味合いはあっただろうとは思いますが、これがMVのテーマに合ってるんじゃないか?と考えてしまったのがこの記事の始まりでした...

 

 

 

2.男の子と女の子、ピカチュウイーブイ

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 主人公は少年と少女。そしてその相棒のピカチュウイーブイです。

 

 これはもう先に結論から言ってしまいましょう。少女はこれを読んでるような、ポケモンが大好きで育ってきたあなた達の象徴。少年はストーリーだけ一応やったかな〜程度の、結構いたよねそういう友達。多分、そういう人たちの象徴です。

 これらは成長途中にイーブイが好きで仕方ない少女と、それほどピカチュウを好きではない少年の対比から読み取れます。

 

 そしてピカチュウイーブイといえばlet's go シリーズを想起させます。彼らは共に歩んできたポケットモンスター』という概念の象徴だと考えられます。

 それぞれキャラクターがそうであるように、特にピカチュウ『広く受け入れられてきた側面』を、そしてイーブイ『強いファンに大切にされ続けて育った側面』を象徴しているのでしょう。

 

 

3.ジムリーダーとスクリーン

 このMV、実は現実世界にほとんどポケモンが存在してないんです。先述の概念としてのピカチュウイーブイのみ。

 ではその他に見たポケモン達は?それらは全て、MV上の「スクリーン」に映し出されたものばかりでしょう。この世界では「現実世界」と「ポケモンの世界」がスクリーンというハッキリとした境界で分けられています。

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 今まで戦ったジムリーダー達もその一つで、大集合の絵はたくさんの思い出を蘇らせましたね〜

 

 

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 そしてピカチュウイーブイスクリーンに残され、主人公はその外へ飛び出します。ポケモンがそれほど好きでない少年も、大好きな少女も、その他のことに向かって生きる時期がありました。そこで私たちにとっての『ポケモン』は一度スクリーンの中で終わってしまったのかもしれません。

 

ここで『ポケモン』を失くしたことに少女はすぐに気付き、少年はしばらくして気付きます。細かい。

 

4.ジムリーダーとシルエット

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『いつか君を見つけた時に 君に僕も見つけてもらったんだな』

コレすごくBUMPの良さが出てる歌詞ですよね、好き...

 当然私はポケモンに対してこうした気持ちを持つわけですが、ポケモンの方も私たちにそう思ってくれていたら嬉しいな、そういう歌い方をよくしていたバンドです。

 

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 ポケモンのシルエットは...正直全部わかる自信ないので細かいことは言いません!伝説とか、夢のようなポケモンが走り去って...強い理想と現実を突きつける悪の組織・ボスたちの影。ポケモンでないもの』に向かって走っていた主人公が出会った影の象徴と読み取りましたが、これは考えすぎなんでしょうね(笑)。

 

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 そんな起伏の中、ふとしたことからまた主人公は『ポケモン』に出会ってしまいます。少年は少女のイーブイと、少女は少年のピカチュウと。

 

 イーブイを『強いファンに大切にされて育った側面』、ピカチュウを『広く受け入れられてきた側面』だとするなら、「それらは互いに貴方と出会えるはずだよ」というメッセージを感じます。

 

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 後ろを走る主人公たち。物語はスクリーンの中に吸い込まれます。

 

 

 

5.ファンサービス

 ここからは怒涛のファンサービスラッシュ。みんながみんなそれぞれの感情を揺さぶられた場所です。ヤバイエモい。 

 

 ここ、私の解釈は無いです。思い思いでいいんじゃないですか。言いたいこといっぱいあるじゃん...

 

 ちなみに私が刺さったのはメガメタグロスとアローラ組。あとバンギラスデンリュウの交換。

 

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・最初にやったRSから、ORASをやった時のこのメガシンカで滅茶苦茶興奮したんですよ。そうだよな、そうだよなって。

 

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・アローラ組が笑ってるだけで俺は...(心停止)

 

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・なんでわかるんだよ、そうだよバンギラス使うしカメックスデンリュウ投げたよ皆。

 

 

あ、オタク早口終わります...続きは飲み会でね...

 

 

 

 

 

 

6.最後まで語るよ

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 レッドの帽子が降って来るピカチュウ。少女はこれまでの冒険の思い出が詰まったままに、一方少年は出会ったポケモン』に関心を示しながらソード・シールドの冒険に出ます。

 

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 エメラルドでグラードンカイオーガが同時発生した時には、決して交わらないはずの大雨と大日照りが混ざり、新しい空模様を作っていました。2種類の人間が近づいていくような構図。

 

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 そして冒険ののち、少年にもポケモンの思い出がダンデの帽子として降ってきます。それを被ると、これまで強く興味を示さなかったはずのピカチュウの姿が。

 

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 (ちょっと話が逸れますけどダンデとレッドの対比いいですよね!エースバーンとリザードンのも然り。)

 

 

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 それぞれのポケモンと出会い、交換。全く違った2人もポケモンを通じて、同じ場所に立つことになりました。

 

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 それを眺めるのはスクリーン越しの博士達。開発者のような、先生の役割を担った彼らは画面の中の存在ででも画面の外の主人公達のことをずっと見守っていてくれています。

 

 

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 そして少年少女はスクリーンの世界から離れるように歩き出します。脇道には「クリアした後の存在」であるノボリクダリやバトルシャトレーヌ達。『ポケモン』をクリアして、そこから離れていくだろう主人公達を応援し続けるようにスクリーンは続いていきます。

 

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 そして歩く道は冒頭のスタンドバイミーに重なり、少年少女は進路に迷いながら、受け入れたり抗ったりしながら大人になっていくのでしょうね。

 

多分そういう物語なんじゃないんですかね、コレ。

 

 

 

 

 

 

 

7.あとがき

 他人の思想はイヤだけど俺がやるのは良いに決まってるじゃん!?

 

 ここまでで、私にはこれがエンディングテーマのように思えたその理由が伝わったら嬉しいです。共感してくれたらそれも嬉しい。というかこんなとこまで読んでくれたのがもう嬉しいわ。

 

でもそんな解釈しなくてもすげーMVなの。少年にも刺さるようにできてるのよ。

 

 (あそれと今回のでBUMPに興味持ってくれてたらね、こっそり教えてくれると凄く嬉しい)

 

 

以上です。オチなくてごめんね。